地震

地震は私たちに何を見せているのか?
大地震の情報を見ている人が大半でしょう。
私からお願いがあります。

私は被災された方々のお役に立てるように、できる限りのお見舞いをしようと思います。
また、経済的な余裕がある方は、それぞれが救済機関をお調べになって、できる限りの支援をしていこうではありませんか。

私は仕事で、「人間にとって大切な事とは・・・」をいつも語っています。

津波で多くの築き上げられたものが流されるのを見ると、学歴・お金持ち・成功者など肩書に関係なく被害を受けた事が分かります。

関東・東北地方の友人たちからメールが届きました。
そのうち代表で一通のメールを紹介します。

私は地震と津波の時、会社に居てパソコンのみ持って出る事ができました。
バッグや貴重品は社内に残して、通信手段だけを選びました。
昨日の地震で我が家は倒壊しました。
また、波も襲ってきました。
辺りはまるで地獄絵図のように、何もかもがぐちゃぐちゃで遺体も見えます。

こんな時、被災者と関わりのない人から見れば、「お気の毒に。」とか「大変そう。」とか思われるのかもしれません。

しかし、この現実を目の当たりにしている私たち被災者にとっては、なす術もない無力さや、自分が感じる絶望感よりも行方不明になっている近所の子供の事を心配する気持ちの方が強いという事を感じているところです。

どうか被災地と遠く離れている方々には、私たちのこの姿や土地の悲惨な姿を見て、恐怖や同情心を抱くのではなくて、深く感じ取ってほしいことがあります。
・家族を思う
・自分を愛でる
・他人を思いやる

通帳もキャッシュカードもどこにあるのか分からないし、財布さえ持って出る事ができませんでした。
しかし今、私には命があるのです。

命だけ残った私が今まで以上に思う事は、お金でもなく、立派な学歴でもなく、立派な職業でもなく、ただただ生かされているという現実と向き合って、辛くとも苦しくともくじけそうになろうとも、ゼロになった今から進んでいく他ないということ・・・

そんな時に、周りで同じく何もかも無くしてしまった人間同士が、「力を合わせて頑張りましょう!」と、一つになろうとしています。

近所で顔見知りの人から、全く見たこともない人までが、気持ちを強く持って生きて行こうとしています。
「この強さはどこから湧いてくるのだろうか?」と、私は被災者の一人でありながら、弱弱しく泣いているのではなくて、物質に溢れ満足に暮らしていた数日前よりも「生きる」という事に対して揺るぎない自分がいる事にびっくりしています。

江原様、心配しないでください。
いつもいつもお心遣いに感謝しております。
多くの人に、人間の本質や生き方を伝えられている江原様にお願いがあります。
この大地震から人間が何を学び取ればいいのかを、皆様に伝えてください。


この友人は、もともと心が穏やかで本質が整った立派な人間です。
被災者の現状を分かりやすく伝えてくださり、皆様にも、「人間にとって大切な事を今こそ理解してほしい。」と願っています。
大地震に遭いながらも、人を思いやっています。

健康な人は健康であることを考えないけれども、「明日も約束された健康」「明日も約束された命」は、当たり前にあるのでは無いことを、大災害が見せています。
生きているという毎日繰り返される当たり前のことを、有難く感じて思いやり深い人間でいたいと思います。

今日は私の言葉はほとんど必要ないので、彼女のメールを紹介させていただきました。
posted by mili(ミリ) at 10:08 | 癒しの心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする